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2020年11月17日 (火)

明星フリースピリッツ

2020/11/14~15

今回のパートナーは、同じ会のDS君。
本来は9月に予定していたが、ことごとく雨で、ついにこの日がラストチャンスになった。

前日の朝東京を出て、昼に現地着。展望台の駐車場に車をとめ、フリースピリッツ の取り付きまで、偵察にでかけた。
その後、キャンプ場に移動しテントを張ろうとしたが、もうすでにシーズンは終わりらしく、水がでない。
糸魚川まで水を買いに行く羽目になった。

この日は早めに寝て、明日に備えることにした。

<11/15>

展望台駐車場(6:15)〜フリースピリッツ 取り付き(6:30)〜中央バンド(12:00)〜終了点(15:00)〜西面下降路〜展望台駐車場(19:00)

もう11月なので、夜明け前は結構冷える。車の温度計では6度で、フロントガラスは凍っていた。
夜明けは6時すぎなので、明るくなると同時に取り付けるよう、暗い中出発した。

取り付きで準備をしていると、後続が1パーティー。登っている途中、さらに1パーティー見えたので、この日フリースピリッツ に取りついていたのは、我々も含め3パーティーだった。

DS君がリードで登り始める。この日はDS君がほとんどリードで登った。
中央バンド下あたりで、ようやく日があたりはじめた。日陰での寒さが嘘のような、日焼けしそうなぐらいの日差しだった。この日は1番目に取り付いたので、15時前に終了点に抜けた。
日本で標高差400M余のフリーのルートを登ったのは初めてだったが、1日中フラットソールを履きっぱなしだったので、今までにないぐらい足の爪先とかかとが痛かった。

フリースピリッツ は、右へ左へとラインを変え、壁の弱点を巧みに突いたルートだった。特に下部の梅干し岩の下りのトラバース、上部への字ハングの上のトラバースは、「どうやってこのラインを見つけたのか?」と思うほど、巧みなラインどりだった。数十年前に登った初登者に、敬意を表したいと思ったルートでした。

さて、終了点からは西面下降路を辿り、1時間で下山すれば明るいうちに駐車場に着けるはずでした。しかし、終了点から西面下降路の下り口が見当たりません。
ガイドを見ても、松の木から下降としか書いていないので、それらしい松の木を探しましたが、どの松の木が目印の松の木なのかが分かりません。とりあえずすぐ上に見える松の木まで登ってみましたが、踏み跡は途中で消えていました。
下方がどうなっているか分からないので、そこから懸垂で3〜4P降りる途中で暗くなり、さらに1〜2P降りたところで、ようやく西面下降路に行き当たりました。

西面下降路はテープがあちこちにあり、時々反射テープが木についているので、暗い中での下降では本当にありがたい。
19時に駐車場着。残っていたのは我々の車だけだったので、後続の2パーティーは正規の西面下降路を使って、どこかで我々を抜いて下山したようです。

今にして思うと、最終ピッチは左上ではなく、ほぼトラバースのような緩やかに左上だったか、もしくは我々が抜けた終了点から、かなりクライムダウンして目印の松の木へ、のどちらかであったように思われます。

本来であれば9月に、北鎌尾根、槍ヶ岳西稜、錫杖、明星の予定でしたが、週末がことごとく雨で、北鎌尾根+槍ヶ岳西陵は9月下旬の連休。錫杖は10月に2本のつもりが、雨で1本のみ。明星はさらに延びて11月になってしまいました。

しかし、時間がかかったとは言え、当初の目標をほぼクリアできたのは、うれしい限りです。
チャンスがあれば、そして一緒に登ってくれるパートナーがいるのであれば、迷わずアタックしないともう次が無い年齢なので、一緒に登ってくれたパートナーに感謝です。

 

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