鹿島槍東尾根
鹿島は今まで積雪期を中心に何度も登っているが、東尾根はまだ登ったことがなく、今回やっと登ることができた。
5月2日
前夜のうちに八王子を出て、夜中の2時過ぎに現地着。既に車が10台以上とまっている。
仮眠後、快晴の中、朝6時過ぎに歩き出す。
ほどなく、右手に「東尾根登山口」と書かれたプレートを見るが、ここが冬の取り付きらしい。さらにちょっと歩くと、赤布がたくさんつけてある春の取り付きから登り始める。
さすがにこの時期は、一の沢の頭までは薮こぎで、結構時間がかかる。一の沢の頭に出て、初めて視界が開けるが、正面から見ているせいか、北峰の頂上直下がやけに急に見える。
昨年の白馬主稜からいくと、かなり渋滞するのではないかと思ったが、先行パーティーは2パーティーのみ。うち1パーティーは単独だった。
トレースを辿り、一の沢の頭から二の沢の頭へ。山に来るのが、昨秋のメラピーク以来だったこともあったのか、体調が悪く、吐き気がしてくる始末。何か食べないといけないと思いつつ、おにぎり半分を食べるのがやっとだ。
ここから先は、北峰直下までテントサイトが無いので、今日はここまでと思ったが、まだ9時で、行動を終了するには早過ぎる。
ゆっくり行けば何とかなるだろうということで、先へ進む。
トレースを辿り、第一岩峰へ。ロープ無しでも行けそうだったが、あまりに体調が悪かったので、用心のためロープを出して登る。

第二岩峰では、先行している単独の方が、フィックスを張っていたので、しばし基部で順番待ちをする。
核心は、チョックストーンのはさまったチムニーだが、ガバがあるので、そんなに難しくない。しかし、ちょうど足が疲れてきた時間帯のせいか、チムニーをステミングで乗っ越そうとした時に足がつったのには参った。
第二岩峰を越え、北峰目指して登っていく途中、岩陰に絶好のテントサイトを発見。既に整地もしてあり、風もあたらない快適な場所だ。今日はここまでとする。
5月3日
今日も晴れだが、若干高曇り。
6時過ぎに出発し、約1時間で南峰着。南峰はたくさんの人でにぎわっていた。

登ってきた東尾根を見ると、昨日二の沢の頭で見えていた後続パーティーの姿はまだ見えない。東尾根を登っている時も、右手の天狗尾根、左手のいくつかのバリエーションルートには誰の姿も見えず、トレースも見当たらない。
南峰の賑わいを見ると、止まっていた車のほとんどは、赤岩尾根だったようだ。
ここから、一気に西沢経由で下山し、車止めに10時30分着。テントサイトから4時間弱でした。
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